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身体のこと

暮らし

感覚を意識して過ごす

堀江卓嗣

2020/12/4

普段、どれくらい自分の「感覚」に意識を向けているでしょうか。

いい匂いを感じる。
景色を見る。
食事を味わう。
音を聞く。
誰かに触れる。

僕たちは、いつもさまざまな感覚の中で生活しています。

一般的には、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の「五感」として知られています。

でも、身体を見ていると、それだけではありません。

「今日は身体が重たい」
「昨日より動きやすい」
「いつもより呼吸がしやすい」
「身体が少し硬く感じる」

こうした、自分の身体の内側や動きの変化に気づくことも、大切な感覚の一つです。

昨日の自分と、今日の自分

身体の状態は、毎日同じではありません。

昨日は動きやすかったのに、今日は少し重たい。
朝は呼吸が浅かったけれど、動いたあとは楽になった。

そんな小さな変化に気づくことで、今の自分の状態が少しずつ分かってきます。

僕は、感覚を大切にすることは、自分の身体を知ることにつながると思っています。

そして、自分の状態に気づけるようになると、

「今日は少し休もう」
「今日は動いた方が気持ちよさそうだ」

と、自分に必要な選択もしやすくなります。

STUDIO sumicaで大切にしていること

STUDIO sumicaの個人セッションやグループレッスンでも、身体の感覚を大切にしています。

個人セッションでは、施術や動きの前後で身体がどう変化しているのかを感じる。

グループレッスンでは、呼吸や身体の動きをイメージしながら、自分の中に起きる変化を感じる。

リードピラティス協会では、自分自身が身体を感じるだけでなく、その感覚をどのように相手へ伝えるのかも学んでいきます。

どれも共通しているのは、決められた正解に身体を合わせるのではなく、自分自身の感覚に目を向けることです。

日常の中で感覚を使う

感覚を意識するために、特別なことをする必要はありません。

食事をゆっくり味わう。
花の匂いを感じる。
外を歩きながら風を感じる。
呼吸をして、身体の広がりを感じる。

それだけでも十分です。

普段何気なく過ぎている時間の中にも、身体が受け取っているものはたくさんあります。

少しだけ意識を向けてみると、昨日とは違う自分の状態や、今まで気づかなかった心地よさが見つかることがあります。

自分の感覚を知ることは、自分の身体を知ることでもあります。

まずは今日、何を感じているのか。

そんなところから始めてみてください。