暮らし
身体のこと
ちゃんと休むこと
堀江卓嗣
家族と過ごす時間が増えれば、それだけ幸せも増える。単純に考えれば、そう思うかもしれません。
でも実際には、一緒にいる時間の長さと、その時間を楽しめるかどうかは別の話だと思います。
仕事のことが頭から離れなかったり、疲れて何もする気になれなかったりすると、同じ場所にいても気持ちは別のところにある。
家族と過ごしているはずなのに、その時間をちゃんと受け取れていない。
僕は、健康でいることの意味を、こういうところでも感じます。
健康というと、痛みがないことや、病気をしないこと、身体がよく動くことを考えやすい。
もちろん、それも大切です。
でも、その先にある生活まで考えると、健康の意味は少し変わってくると思います。
大切な人と一緒にいられること。
その時間に余裕があること。
話していることを聞けたり、笑えたり、「楽しいな」と感じられること。
そういう時間を受け取れる状態でいることも、健康の一つなのではないかと思っています。
だから、身体を整えることも、休むことも、ただ疲れを取るためだけではない。
自分に少し余裕が戻ることで、今まで気づけなかったものを感じられることがあります。
家族との時間も、その一つです。
時間を増やすことは大切です。
でも、それと同じくらい、その時間を楽しめる自分でいられることも大切だと思います。
身体を整えることや、ちゃんと休むことは、そのためにあるのかもしれません。