ピラティス
マシンピラティスやマットピラティスをおすすめしたい人の特徴
堀江卓嗣
ピラティスは、ただ身体を動かすだけの運動ではありません。
STUDIO sumicaでは、ピラティスを「自分の身体を知り、身体の使い方を見直していくための時間」と考えています。
では、どんな人にピラティスをおすすめしたいのか。
共通しているのは、身体をただ鍛えるだけではなく、自分自身の身体について知りたいと思っている人です。
① 自分の身体と丁寧に向き合いたい人
ピラティスでは、エクササイズの形をつくることだけが目的ではありません。
「今、自分の身体はどう動いているのか」
「どこに力が入っているのか」
「呼吸をすると、どこが動いているのか」
そんな自分自身の感覚を確かめながら動いていきます。
頑張って動くことだけではなく、必要のない力に気づき、力を抜くことも身体を動かすうえでは大切です。
自分の身体を丁寧に感じてみたい人には、ピラティスはとても面白い時間になると思います。
② 背骨をもっと自由に動かしたい人
ピラティスには、背骨を丸める、伸ばす、捻る、横へ曲げるなど、さまざまな方向へ動かすエクササイズがあります。
実際に動いてみると、動きやすいところと動きにくいところがあることにも気づきます。
大切なのは、たくさん動けばいいということではありません。
背骨のどこが動いているのか。
そのとき呼吸はできているのか。
必要以上に力が入っていないか。
そうしたことを感じながら、自分に合った範囲で動いていきます。
身体の一部分だけではなく、背骨や骨盤、脚、腕など身体全体のつながりを感じながら動けることも、ピラティスの面白さです。
③ 姿勢や呼吸を見直したい人
姿勢と呼吸は別々のものではありません。
姿勢が変われば呼吸の感じ方が変わることがありますし、呼吸によって胸郭や背骨の動きを感じやすくなることもあります。
STUDIO sumicaでは、ピラティスを始める前にも呼吸や姿勢、身体の動きを確認します。
「良い姿勢」に身体を当てはめるのではなく、今の自分はどんな姿勢を取っているのか、どんな呼吸をしているのかをまず知る。
そこから自分に合った姿勢や動き方を一緒に探していきます。
④ 身体全体のつながりを感じたい人
ピラティスでは、お腹だけ、脚だけと一部分を切り離して考えるのではなく、身体全体のつながりを感じながら動いていきます。
例えば脚を動かしていても、骨盤や背骨、呼吸は関係しています。
腕を動かしていても、肩だけが動いているわけではありません。
一つの動きの中で、自分の身体がどのようにつながって動いているのか。
それに気づいていくことで、これまでとは違う身体の使い方が見つかることがあります。
⑤ 自分のペースで身体を変えていきたい人
ピラティスは、その人に合わせて動きや負荷を選ぶことができます。
年齢や運動経験だけではなく、その日の身体の状態によっても必要なことは変わります。
今日は少し動く。
今日は呼吸を丁寧に感じる。
今日は身体の力を抜くことから始める。
そんな選択があってもいいと思っています。
「もっと頑張らなければ」と身体を追い込むのではなく、今の自分の身体を知りながら、そのとき必要なことを選んでいく。
マシンピラティスでもマットピラティスでも、大切なのはエクササイズをたくさんこなすことではありません。
自分の身体を感じ、知り、少しずつ身体の使い方を見つけていくこと。
その過程で、
「前より呼吸しやすい」
「この姿勢の方が楽だ」
「ここに力を入れなくても動ける」
そんな小さな変化に気づくことがあります。
結果だけを急ぐのではなく、その途中にある身体の変化にも気づいていく。
そんな時間を大切にしたい人に、僕はピラティスをおすすめしたいと思っています。